レジェンドキッズたちには忘れられない楽しい2日間となった

千葉県の麻倉ゴルフ倶楽部で9、10日の2日間行われた「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」では、東日本大震災の被災地、福島県相馬市の飯豊小の児童20人を招待し、“レジェンドキッズ”として、ゴルフに触れ合う機会が提供された。“ゴルフを通じて社会貢献を”と、健康食品を製造販売する「サン・クロレラ」（京都市）がチャリティ活動を支援した。

大会最終日は、トーナメントに携わるボランティアの仕事を体験するプログラムが組み込まれた。スタートホールとなる1番、10番のティグラウンド付近で、ギャラリーを誘導したり、おなじみの「お静かに」プレートを掲げて観戦マナーを啓蒙したり。子どもたちは意欲的に取り組んだ。

「楽しかった」「もう少し練習してプロみたいに上手に打てるようになりたいと思った」「ゴルフ、またやってみようかな」――。思い思いの言葉を口にした表情は晴れやか。明日からの日常をまた歩みだす小さな彼女、彼らにとって、初めてゴルフに触れ合った2日間は、かけがえのない想い出となったに違いない。（千葉県佐倉市／糸井順子）