世界1位も“男女平等”に言及

◇欧州女子◇アラムコ・サウジレディース・インターナショナル 事前情報(15日)◇ロイヤルグリーンズG＆CC（サウジアラビア）◇6295yd（パー72）

16日に開幕する欧州女子ツアー（LET）のサウジアラビア戦は、前回から大幅にアップした高額賞金に注目が集まっている。

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今年の第4回大会は賞金総額が昨年比5倍の500万ドル（約6億5712万円）と同ツアーではメジャーを除いて最高額。総額では男子アジアンツアーの「PIFサウジインターナショナル」と同等のビッグマネーになった。

今週は米女子ツアーの試合がなく、世界ランク1位で21年覇者のリディア・コー（ニュージーランド）ら上位選手も多く出場。コーは「男女で同等の扱いになるのは、女性のスポーツ界全体にとって大きな一歩。うまくいけば、男女差はどんどん小さくなると思う」と話した。

世界ランク4位のアタヤ・ティティクル（タイ）は、2位に入った21年大会以来の参戦。「今まで男女で同額の大会はなかった。毎年才能あるゴルファーが出てきているので、こういった大会がさらに増えて、LETとLPGAが協力していくことを期待している」とコメント。ビッグマネーをかけて、昨年11月の「CMEグループ ツアー選手権」以来の今季初戦に臨む。（キング・アブドラ・エコノミック・シティ／谷口愛純）

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