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笹生優花は強風に耐えて39位に浮上 決勝ラウンドも「楽しんで」

◇欧州女子◇アラムコ・サウジレディース・インターナショナル 2日目(17日)◇ロイヤルグリーンズG&CC(サウジアラビア)◇6295yd(パー72)

最大風速10m/sに及んだ後半は、ショットもパットも思うように打たせてもらえなかった。午後スタートの笹生優花は前半をボギーなしの3バーディで折り返したものの、後半に2バーディ、3ボギーと1つ落として「70」。失速しながらも2つ伸ばし、通算1アンダー39位で決勝ラウンド進出を決めた。

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夕方になるにつれて強まる風の影響もあり、ティショットがなかなかフェアウェイに収まらない。「風もあるし、ショット自体もあまりよくなかった」と、後半アウト9ホールでフェアウェイを捉えたのは1ホールにとどまった。

1番(パー4)はバンカーからの2打目でグリーンを捉え、ミドルパットを沈めるバーディで後半を滑り出したが、グリーン上で体があおられるほどの強風が勢いを削ぐ。アドレスを仕切り直しながら、3番(パー3)を3パットとしてこの日最初のボギー。5番、8番(パー3)とパーオンを逃してボギーをたたくなど苦しい展開が続き、後半2つあるパー5も2オンを狙えずに伸ばせなかった。

それでも、7番ではエッジから3mをパターで流し込み、後半2つ目のバーディを奪う粘りのプレー。予選通過圏外だった67位スタートから決勝への切符をつかんだ。

タフな2日間を乗り切った週末に向けての目標は、「楽しんで」と普段から変わらない。「やることをしっかりやり切って、頑張ります」と意気込んだ。(キング・アブドラ・エコノミック・シティ/谷口愛純)

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