渋野日向子の米本土2戦目は短縮競技に（写真は2020年「ANAインスピレーション」）

◇米国女子◇キャンビア ポートランドクラシック 事前情報◇コロンビアエッジウォーターCC (オレゴン州)◇6478yd（パー72）

畑岡奈紗、渋野日向子ら日本勢6人が出場を予定している米女子ツアー「キャンビア ポートランドクラシック」が米国西部で続く山火事による大気汚染を考慮し、当初の17日（木）開幕を断念して18日（金）からの3日間54ホール競技として開催されることになった。

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ツアーのチーフオペレーションオフィサー、ヘザー・デーリー・ドノフリオ氏は「気象学者によれば、木曜日の正午前に大気の状態が改善される可能性は低いとのことだった。選手、スタッフ、ボランティア、放送クルー、ゴルフ場の人たちを危険にさらすことはできない。簡単ではないが、正しい決断だと確信している」と話した。

7月末に発生した山火事は延焼が続き、オレゴン州ではカリフォルニア、ワシントンなどと並んで灰や煙による視界不良、空気の質の悪化が深刻となっている。14、15日とコースは閉鎖されたままで、16日に予定されていたプロアマ戦も中止となった。

14日には世界ランキング6位のブルック・ヘンダーソン（カナダ）が大気汚染を懸念して欠場を発表した。