笹生優花が優勝会見 トロフィー「キッチンにそのまま」100万ドル賞金「貯めておく」
2021年 全米女子オープン
期間:06/03〜06/06 場所:オリンピッククラブ(レイクコース)(カリフォルニア州)
日本凱旋は東京五輪? 笹生優花「帰国は隔離とか様子を見ながら」
大会最年少記録に並ぶ19歳11カ月17日で海外メジャー「全米女子オープン」を制した笹生優花が13日(日本時間14日)、会見を行った。
すでに米ツアー登録を済ませて5年シードを得たが、コロナ禍もあって今後のスケジュールを慎重に見極めている段階だ。当面は24日に開幕する「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」(ジョージア州アトランタアスレチッククラブ)がターゲットとなる。
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その後、いったん日本へ帰国するプランもあったが、「まずこっち(米ツアー)での予定を組んだり、ゴルフ以外でのことが忙しい。隔離とかいろいろあるので、様子を見ながら、帰るとかを決めたい」。米国にとどまり、そのまま今季メジャー第4戦となる「アムンディ エビアン選手権」(7月22日~/フランス・エビアンリゾートGC)に向かうかも含めて「まだ決まっていない」とした。
フランスでのメジャーが終われば、すぐにフィリピン代表入りが確実な東京五輪が控える。「ゴルフを始めたときはメジャーの試合しか見ていなくて、オリンピックにゴルフのイメージがあんまりなかった。また違った大きいメジャーと見ています。出られるだけでありがたいので、楽しんで、自分のゴルフができるように頑張りたい」と笹生らしく意気込みを口にする。
世界ランキングも9位まで上がり、目標の世界一へと続く道を着実に歩んでいる。「まだ全然(世界一に)近づいたとは思っていませんし、ゴルフ人生もまだまだ長い。結果とかは全然、急いでいない。楽しんで、マイペースでプロ生活をしていきたいなと思っています。まずは目の前にある一試合一試合を頑張って、いい成績を出せるようにしたい」。達観した雰囲気すら漂わせる19歳。地に足をつけたスタイルはブレない。