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2021年 ショップライトLPGAクラシックby Acer
期間:10/01〜10/03 場所:シービュー・ドルチェホテル - ベイコース

初体験のコースも難なく 笹生優花は4戦連続で初日60台

◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシックby Acer 初日(1日)◇シービュー・ア・ドルチェホテル (ニュージャージー州)◇6190yd(パー71)

スタートホールからいきなりボギー。序盤に抱えた不安を、笹生優花は時間の経過とともに解消していった。中盤以降に5バーディをマークして「67」。今週も初体験のコースで首位に2打差の11位と好発進に成功した。

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前半は2m前後のシビアなパーパットを決め続け、パーを並べる展開。「パターのディスタンスコントロールがあまり良くなかったので、セカンドパットが入ってくれて助かった」。薄氷を踏み、前半16番はフェアウェイからの2打目をグリーン左のロープサイドに曲げながら、4mを沈めてスコアを後退させなかった。

18番(パー5)で1Wショットが右に曲がり、一度は暫定球を打つことも覚悟したが、第1打はラフで止まっており“セーフ”。3オン1パットで最初のバーディを決め、次第にペースをつかんだ。
「(前半の)原因を探すような時間や余裕はなかったので、頑張るしかなかった」というが、ボールを簡単に弾くグリーンの状態を徐々につかみ「硬さが前半とあまり変わらなかったので、そこの感覚というのは良くなった」とコンディションの把握に敏感だった。

後半5番は左ラフからの2打目を、残り70ydをロフト56度のウェッジでかき出し、ピンそば30㎝にピタリ。「手前に落として転がればいいという感じ。イメージ通り打てて本当に良かった」という満足の一打でバーディを決めた。上がり2ホールもバーディを並べて3日間大会の出遅れを免れた。

6月の「全米女子オープン」優勝でツアーメンバーになり、会場は初めて経験するコースばかりだが、直近4試合は第1ラウンドに全て60台を出している。「前半よりも後半が良かったので、いい感じで終われて良かった」。残り2日も上位に食らいつく。(ニュージャージー州ギャロウェイ/桂川洋一)

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