パットで苦戦した渋野日向子（Suhaimi Abdullah/NurPhoto via Getty Images)

◇米国女子◇HSBC女子チャンピオンズ 3日目（5日）◇セントーサGC（シンガポール）◇6749yd（パー72）

2オーバー49位からスタートした渋野日向子は、2バーディ、3ボギーの「73」と伸ばせず通算3オーバー50位で3日目を終えた。

＜＜　下に続く　＞＞

この日もインからのスタートとなった渋野は、出だしの10番でボギーを先行させたが、11番でバーディを奪ってスコアを取り返してバウンスバック。波に乗りたかったが、折り返しの18番でボギーをたたいた。後半も1バーディ1ボギーとスコアを伸ばせなかった。

パット数は初日から33、29、そしてこの日は32。中継局WOWOWのインタビューで「チャンスが何個かあった中でなかなかパットを決め切れず、悔しい一日でした」と振り返り、「昨日（2日目）のようにいったらいいなと思ってましたけど、まあ、日替わりだなっていう感じでした」と悔しさをにじませた。

新たな発見はないといい、「失ったものしかない」とも。2022年の自身初戦。「あっという間の最終日なんで、とりあえず最初から攻めていけたら」と気合を入れ直し、「自分の思っているマネジメントをできるように頑張りたいです」と話して、パッティング練習場へと向かった。