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「想定外」のミスから後退 畑岡奈紗は上位遠のくハーフ“40”

◇海外女子メジャー◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 3日目(25日)◇コングレッショナルCC(メリーランド州)◇6894yd(パー72)

17位から出た畑岡奈紗は3バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「75」とスコアを落とし、通算2オーバー35位に順位を下げた。

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ひとつ伸ばして折り返した後半11番(パー5)で「想定外」と振り返るミスが出た。大きく右に曲げた1Wショットがクリーク(小川)にポトリ。「あれだけ大きいミスをしているので、(スイングの)テンポだったり、そういったものが狂っていたのかな」。今週に入って安定していたティショットが許容範囲を超えて乱れ、ボギーを喫したこのホール以降もスイングの動きに神経をとがらせることになった。

グリーンが硬さを増し、ピン位置もシビアだったムービングデー。頭では分かっていても、タフなラウンド中にスイングのクセを修正することは簡単ではない。14番から2連続ボギー、16番(パー5)でダブルボギーを喫する展開に「フェアウェイからボギーを打った14番から、なかなか止まらなかった」と悔しがった。

最終18番もティショットをフェアウェイに置けなかったが、ウェッジショットの得意な距離を残す形でレイアップ。奥のピン下2mに絡めるナイスパーで締めくくった。「最終日は伸ばしていくしかないので『安全に』というよりは攻めていかないといけない。しっかりアンダーに戻して終われるように頑張りたい」と気合を入れ直した。(メリーランド州ベセスダ/亀山泰宏)

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