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グリーン上で苦戦の4日間 笹生優花は最終日36パット

◇海外女子メジャー◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 最終日(26日)◇コングレッショナルCC(メリーランド州)◇6894yd(パー72)

笹生優花は2バーディ、5ボギー1ダブルボギーの「77」と崩れ、通算4オーバー30位で今季メジャー第3戦を終えた。ツアー屈指の飛距離を誇る21歳をもってしても「長い」というロングコースは、ピンポジションも含めてまさにメジャーセッティング。週末にかけてグリーンも硬さを増し、風が吹いた最終日にアンダーパーで回ったのは畑岡奈紗ら4人しかいなかった。「メジャーなので、難しいのが普通だと思っている。もう少し良いプレーがしたかった」と悔しさをにじませた。

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ティショットが乱れる日もあったが、それ以上にグリーン上の苦戦が目立った。グリーン手前の花道からパターを握った前半5番ではショートパットが立て続けにカップに蹴られ、まさかの“4パット”でダブルボギー。18ホール合計で36パットを要した。「全体的にパターが良くない。(ラインの)読みが良くないんじゃないかと思います」。イメージ通りに打ち出せても、ひと筋外れて肩を落とすシーンが続いた。今季2戦のメジャーにおけるパットのスコア貢献度を振り返っても、シェブロン選手権は「-2.68」、予選落ちの全米女子オープンも「-1.99」という数字が並ぶ。

いったん日本へ戻り、次戦は初出場となるメジャー「アムンディ エビアン選手権」(7月21日~/フランス・エビアンリゾートGC)。シーズンのスタートだった1月の2試合を最後にトップ10入りがない状況が続いているが、「いい週もあれば、悪い週もある。今週は今週で、いいショットもありましたし、良くないショットもありましたし、しっかり休んで、次のために練習していきたい」と顔を上げた。(メリーランド州ベセスダ/亀山泰宏)

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