初めてのメジャー大会にテンションは高めなアマチュアの橋本美月

◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 事前(20日)◇エビアンリゾートGC（フランス）◇6523yd（パー71）

「テレビで見ていた人が目の前にいる。テンションが上がりますし、緊張もしています」。2021年11月の「アジアパシフィック女子アマチュア選手権」を制覇した特権として今大会の出場が決まった橋本美月(東北福祉大2年)は、6月の「全米女子オープン」で劇的な優勝を遂げたミンジー・リー(オーストラリア)の姿にテンションを上げながら、初めてのメジャーへの意気込みを語った。

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「自分が海外メジャーに出場すること自体を想像できなかったけど、だんだんと。(アジア女子アマ優勝からは)長いようで短かった。あっという間に来ちゃった」。優勝後にナショナルチーム入りをして、準備を進めてきた。着用するユニフォームには日の丸と“JAPAN”の文字が入っており、「色んな人に感謝しながら一打、一打大切に楽しんでプレーしていきたい」。

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ナショナルチーム入りして今大会に臨む

テレビの中で見たリーの姿は「プレッシャーがかかるところも強気なプレー。動じないのがすごいなと思いました。勝ち切っていましたね…」と圧倒された。世界ランカーへの憧れも、海外ツアーへの思いも増幅させた。

好きなクラブは「ユーティリティだけど、アイアンも割と好き」とし、緻密なショットで攻めるスタイルでコース攻略に臨む。「二段グリーンとか傾斜をうまく使ってピンを狙っていかないといけないなと思う。精度とか(ショットの)縦の距離感も大事かな」

「将来はこういう舞台に当たり前のように立ってプレーできるようになりたい」という理想を胸に、まずは予選通過を目指してスタートダッシュをかける。(フランス・エビアン／石井操)