後半に崩れて予選落ちを喫した

◇米国女子◇トラストゴルフ スコットランド女子オープン 2日目（29日）◇ダンドナルドリンクス (スコットランド)◇6584yd（パー72）

最終ホールでバーディパットを決めて、ほっとしたように同組のリディア・コー（ニュージーランド）とハイタッチを交わす。渋野日向子の第2ラウンドの締めくくりは笑顔がのぞいたが、悔しさでいっぱいだった。

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1アンダー48位から出た第2ラウンドの前半は好調だった。パターでチャンスを逃したホールもあったが、13番で3m、15番で2m弱につけるショットを披露してバーディを奪取。1つ伸ばして39位で折り返したが、バックナインに入るとリズムが崩れた。

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単独首位に立った同組のリディア・コーとハイタッチで締めくくった

1番で数十cmのパーパットを外したのを皮切りに連続ボギー。この日はスタート10番でも1mのパーパットがカップに蹴られてボギーと「微妙なパターを打ちきれていなかった」と振り返る。

3番は第2打がロストボールになってダブルボギーを喫し、通算2オーバーまで後退した。アンダーパーまで戻せずに4バーディ、5ボギー1ダブルボギーの「75」でホールアウト。95位で予選通過ラインの下に沈んだ。

次週は全英女子

「自分のミスからガタガタ崩れてしまって、悔しいです」と話す。6月の「ショップライトLPGAクラシック」（17位）以来の週末には届かなかった。「練習するしかない。全体的にまだまだなので、来週はもっといい状態で臨みたい」と、次週は2019年に優勝した「AIG女子オープン」（全英女子、ミュアフィールド)に参戦する。（スコットランド・アーヴィン／谷口愛純）