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「人のプレーはあんまり見ない」 古江彩佳が畑岡奈紗と同組でも貫くポリシー

◇米国女子◇クローガー・クイーンシティ選手権 presented by P&G 事前(7日)◇ケンウッドCC(オハイオ州)◇6515yd(パー72)

古江彩佳は予選ラウンドで畑岡奈紗と同組に入った。今季から主戦場を移して練習で一緒に回る機会はあったものの、試合ではジュニア時代も含めて初めてとなる。「日本語(で会話できるの)は楽ですね」と笑わせつつ、貫くポリシーがある。

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「もともと、人のプレーはあんまり見ないんです」。自分と似たタイプの選手でも対応は変わらない。決めたマネジメントに集中するだけなく、「見ちゃうと、スイングも“うつりやすい”。自分のスイングを大事にしたいので、あまり見ないようにしている」というスタイルが定着して久しい。22歳の中には、しっかりとした軸がある。

まずは予選通過、それをクリアしてから上位を目指すスタンスも不変。「調子が良ければ意識はしないですけど、ずっと調子がいいわけではないというのがゴルフ。(予選ラウンドでは)少しは安全にという意識はあります」。週末にかけてギアを上げていく戦い方がベースになる。

雷雲接近により前日の練習ラウンドが途中で打ち切りとなった。アウトの後半4ホールをチェックできていない状況だが、キャディのマイク・スコットさんのサポートが心強い。プロアマ戦後にもその4ホールのチェックのため精力的に歩き回り、開幕に備えてくれている。「信じながらやっていきたい」。相棒への感謝も胸に刻んで臨む。(オハイオ州シンシナティ/亀山泰宏)

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