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筋肉の張りはスイングの“ドッシリ感”に 畑岡奈紗がトレーニングを欠かさないワケ

◇米国女子◇クローガー・クイーンシティ選手権 presented by P&G 事前(7日)◇ケンウッドCC(オハイオ州)◇6515yd(パー72)

雷雲接近によりコースがクローズとなった前日、畑岡奈紗は練習ラウンドを9ホールで切り上げた。そこから始まったのは、週前半の日課であるトレーニング。設備が整っているクラブハウス内のジム利用の許可が出ていたため、バーベルで負荷を強めたスクワット、デッドリフト、片足でのジャンプといったメニューを消化した。

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「普段より回数とかは少ないんですけど、少し刺激を入れる感じ」と言いつつ、当然この日も筋肉に張りが残る強度ではある。「それくらいの方がスイングの感覚もいい。自分の中でアドレスしたときの“ドッシリ感”みたいなのがないとフワフワしてる感じがしちゃって、タイミングを合わせて振るのが難しくなってくる」。オフシーズンに追い込んで蓄えた“貯金”をキープする目的だけでなく、日々のパフォーマンスに好影響を与えてくれる実感もトレーニングを欠かさない理由だ。

大会連覇に挑んだ前週は7位フィニッシュだった。次週「ポートランドクラシック」はオープンウィークとし、得意とする9月と10月に米本土で出場を予定するのは今週を含めて3試合。昨年大会も含めて過去2勝の「ウォルマート NW アーカンソー選手権」(23日~/アーカンソー州ピナクルCC)も控える中、新規大会に力も入る。

「距離も短いですし、グリーンも止まると思う。かなりスコアは出てくるんじゃないかなと予想している。しっかりついていけるように」。伸ばし合いを覚悟して挑む。(オハイオ州シンシナティ/亀山泰宏)

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