LPGA初開催のコース 古江彩佳、渋野日向子ら日本勢4人参戦
2022年 LPGAメディヒール選手権
期間:10/06〜10/09 場所:レイクマースドGC(カリフォルニア州)
古江彩佳は“凱旋”前の最後の戦い 「楽しみにしていただけたらうれしい」
◇米国女子◇LPGAメディヒール選手権 事前(5日)◇サティコイGC(カリフォルニア州)◇6551yd(パー72)
今週で、8月末の「CP女子オープン」から続く古江彩佳の7連戦が終わりを迎える。かと思いきや、本大会を終えたら日本に帰国し、14日に開幕の国内女子ツアー「富士通レディース」に所属プロとして参戦。そこから「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」(10月20日~)、「TOTOジャパンクラシック」(11月3日~)の国内3試合というタフな予定を組んでいる。
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7月の「スコットランド女子オープン」で米初優勝を挙げてからは、はじめて日本のファンにプレーを見せる。「楽しみにして頂けていたら、うれしいです」とはにかんだ。
帰国前の最後の一戦は、米女子ツアー初開催のコースで行われる。アップダウンが激しいうえに、グリーンも傾斜が強い。打ち上げ・打ち下ろしのホールでは風の計算も一筋縄ではいかない。「感覚勝負なところもあると思います」と警戒する。
一方で、総距離がそこまで長くなく、開幕前日までのコンディションではグリーンが止まるため伸ばし合いの可能性もある。「セカンドショットで狙えたり、(グリーンの)近くまでいけるパー5もある。トーナメントリーダーは一日5アンダーずつくらい」と予想した。
先週は3日目に「73」とスコアを落としたが、翌日にはその週の自己ベスト「67」と盛り返した。「調子自体は悪くない。まず予選通過して、また上位で争っていけたらなと思います」と堅実なゴルフで上を目指す。この4日間を終えれば、来週はいよいよ凱旋帰国だ。 (カリフォルニア州ソミス/谷口愛純)