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2022年 CMEグループ ツアー選手権
期間:11/17〜11/20 場所:ティブロンGC ゴールドコース

「ガツン」とイーグルも 古江彩佳は連日の“世界1位競演”に刺激

◇米国女子◇CMEグループ ツアー選手権 2日目(18日)◇ティブロンGC ゴールドコース(フロリダ州)◇6556yd(パー72)

最終18番、バンカーから寄せワンのナイスセーブを披露した古江彩佳は少しだけ胸を張った。「最終ホールで一日を無駄にしたくなかった。ボギーフリーというのが自分でも一番うれしいこと。ほぼ完璧に回れたかなと思う」。ボギーを打たなかった1イーグル1バーディ「69」を誇った。

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初日に続いて強烈なアゲンストが吹き付ける序盤4ホール。前日ボギーを喫した3番パー4はティイングエリアが前に出されても404ydの設定だった。長い番手で突っ込んでいっても、奥までこぼれればピンチに直結する砲台状のグリーン。「きのうは奥を怖がってショートした。ショートするよりはいい」とセカンドで果敢に3Wを握った。残り約200ydから抑えめに打ったショットでしっかり届かせ、2パットのパーで切り抜けた。

6番(パー5)ではイーグルを奪った。手前のカラーから10mほどのトライは、しっかりと切れるフックライン。最後に思った以上の下りが入ったことで、ボールは勢いよくカップへ飛び込んだ。「ガツンと当たって入りました。うまくラインとタッチが合ってくれた」とビッグプレーに笑みがこぼれる。

前日は世界ランキング1位のネリー・コルダと同組、この日は前年大会覇者で元世界1位のコ・ジンヨン(韓国)と2サムで回った。今季不振にあえぐ相手は「75」と苦しい一日だったが、「調子の悪い中でも耐えるところは耐えている。2日連続で世界ランキングのトップの選手と回れたのはうれしい」と大いに刺激を受けた。

3日目もかつて世界ランク2位まで上り詰めたダニエル・カンとの18ホール。実力者が集うシーズン最終戦だからこその経験が22歳をさらなる成長に導く。(フロリダ州ネープルズ/亀山泰宏)

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