勝みなみが最終日も伸ばして来季の出場資格を獲得した

◇米国女子◇Qシリーズ（2週目） 最終日（11日）◇ハイランドオークスGC (アラバマ州)◇6685yd（パー72）

米ツアーの2023年シーズン出場権をかけた8日間144ホールにわたるQシリーズ（最終予選会）が終了。日本から出場した勝みなみは5位でツアーメンバーの資格と出場権を獲得した。西村優菜は24位で終えて、出場が限られるもののツアーメンバーの資格を得た。

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11位タイで出た勝はボギーなしの6バーディ「66」をマークし、通算24アンダーと伸ばして長丁場を笑顔で締めくくった。「8日間いいゴルフをしていたので、いい締めくくりができた。来年が楽しみ」と話した。

22位タイでスタートした西村は、1バーディ、1ボギーの「72」と伸ばせず、通算15アンダーにとどまった。目標としていた20位以内に届かず、インタビューでは大粒の涙を流しながら「悔しいです」と声を振り絞った。

72位から出た識西諭里は2バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「75」で、通算4オーバー75位で出場権は得られなかった。

Qシリーズは144ホールを終えて上位20人が多くの出場機会を得られる「カテゴリー14」に入り、それ以下（45位タイまで）の選手はさらに限定されたレギュラーツアー出場権と下部のエプソンツアーに出られる資格を持つ「カテゴリー15」となる。