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2023年 DIOインプラントLAオープン
期間:03/30〜04/02 場所:パロスバーデスGC(カリフォルニア州)

4日間で最高の「67」 渋野日向子はコースに「大リベンジ」

◇米国女子◇DIOインプラントLAオープン 最終日(2日)◇パロスバーデスGC (カリフォルニア州)◇6258yd(パー71)

2アンダー32位から出た渋野日向子は最終日を7バーディ、3ボギーの「67」で回り、通算6アンダー17位で終えた。昨年4月末「パロスバーデス選手権」では予選落ちしたコースで4日間戦い、最後に最もスコアを伸ばした一日に「大リベンジ」と表情は明るかった。

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出だし1番は2打目を手前バンカーに入れてボギーにしたが、2、3番で連続バーディ。ティショットを2日連続で左に曲げていた5番は「左にパカーンと消えるぐらいなら右に」と右サイドを狙い、ロープ外のカート道上を転がって距離が出た。2打目は右前方の木が邪魔になる中、カット気味にフェードを打ち、ピン手前2.5mへ。「左足下がりの打ちやすいライ(傾斜)で、めちゃくちゃいいボールが打てました」と満足度の高いバーディを奪った。6番(パー3)もショットでバーディを決めた。

「18ホール回れば色んなことがあるなと感じる4日間だった。悪いスタートを切ったと思えばバーディが取れたり、バーディ発進からガタガタと落ちちゃったり。ほんとに1打1打で(流れが)変わってしまう」

9番で2mのチャンスを外し、10、11番は連続ボギーにしただけに悔いもある。「バーディの数に対して、トータルのスコアが納得いかないような結果。ちょっと結果と内容が比例してないですね」。悲観的ではない。今回のコースで24年大会が開催されるなら「来年があるか分からないですけど…(想像するのも)やーだね。やーだなー。でも、来年あるんだったらもっとリベンジしたい。ボギーの数が多すぎる」。今大会のバーディ数は21個、ボギー以上は14個。「もう少しいい内容のゴルフが出来る」と感じている。

オープンウィークを挟み、次戦はハワイで12日開幕の「ロッテ選手権 presented by ホアカレイ」。昨年は優勝争いの末に2位だった。前週から変えたクラブに及第点を置きつつ、「(コースに)いいイメージを持ちつつ、しっかり予選通過して4日間戦えたらなと思います」。24歳は「納豆のように」粘り強く、もがいて戦っていく。(カリフォルニア州パロスバーデス・エステーツ/石井操)

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