優勝か、それ以外か。リディア・コーの挑戦は続く(Chung Sung-Jun／Getty Images)

◇米国女子◇BMW女子選手権 最終日（22日）◇ソウォンヒルズ at ソウォンバレーCC (韓国)◇6647yd（パー72）

「失うものは何もないと思って臨んだ」と、大会連覇を目指したリディア・コー（ニュージーランド）は2打及ばず3位で終えた。

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1打差3位から迎えた最終日は5バーディ、2ボギー「69」でフィニッシュ。最後まで優勝争いに食らいつき、2月「ホンダLPGAタイランド」（6位）以来のトップ10に入ったが、開幕前に101位だった年間ポイントレース（CMEグローブ ポイントランキング ）は、1ランクも上がらなかった。

ツアーの規定により予選落ちがない試合では、推薦枠で出場した選手にはポイントが与えられない。優勝だけが唯一の例外だったが、ルーツのある韓国で目指した通算20勝目は届かなかった。

4日間60台で回るのはホンダLPGAタイランド以来。「今週ショットは良かったから、正しいほうに進んでいると感じられた。まだダメになっていないと確かめられた」と、久々の優勝争いは自信になった。

次週のアジアシリーズ第3戦「メイバンク選手権」も、招待枠から出場が決まっている。「ここ最近では最高のゴルフができたけど、反省点もたくさんあった。マレーシアで、いい流れに乗れるようにしたい」と次週も目指すは優勝のみだ。 (韓国坡州市／谷口愛純)