稲見萌寧はLPGAで唯一のニューバランス・ウェア契約選手

今季から米女子ツアーでプレーする稲見萌寧が着用シューズのこだわりを明かした。一時帰国中の13日、茨城県内のゴルフ場で行われた契約先のニューバランスのイベントに山下美夢有とともに出席。同社と共同開発したニューモデルをPRした。

3月発売の「UG3000」は稲見の要望を反映したゴルフシューズ。「低重心であることと、（ソールが）軟らかすぎると疲れてしまう、硬すぎると足の裏が痛いという（悩みの）バランスを一緒に考えた」。すでに1月にフロリダ州で2試合に出場。米国の硬い地面でも快適にプレーできることを実感した。

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稲見萌寧はシューレースホールの色をゴールドに

「クラブもそうなんですけど、私はすべてが良くないと絶対に履かない」と、スイングのしやすさ、歩きやすさ、グリップ力のそれぞれに満足した自信のモデル。デザインは「なるべくシンプルで、白が多め。マーク（Nロゴ）のところだけカラーを入れた」。足首部分のシューレースホールは「輝くように」と金色にアレンジされている。

ゴルフシューズは約1カ月で新しいものにスイッチするサイクル。靴紐の結び方にも「普段の靴は紐を外から通した方が立体的になってかわいいけれど、ゴルフ（シューズ）は内側から。締め付け感がちょうどいい」という工夫がある。

次戦は29日（木）開幕、シンガポールでの「HSBC女子世界選手権」（セントーサGC タンジョンコース）を予定。「海外で戦う中で、ニューバランスのウェアを着用しているのは私だけ。カッコいいし、機能性もイイということを証明できたら。もうちょっと上位で争って、（ブランド力を）発信できればいいなと思う」とオンリーワンのプライドに胸を張った。