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2024年 ファーヒルズ朴セリ選手権
期間:03/21〜03/24 場所:パロスバーデスGC(カリフォルニア州)

「何万球」を信じて 勝みなみは“ことしも”最終日に爆発

◇米国女子◇ファーヒルズ朴セリ選手権 最終日(24日)◇パロスバーデスGC (カリフォルニア州)◇6447yd(パー71)

「67」はプレーオフで負けたライアン・オトゥールの「66」に次ぐ、最終日の好スコア。勝みなみは裏街道、稲見萌寧との同組で猛チャージをかけた。3オーバー58位から通算1アンダー27位に順位を上げて4日間を終えた。

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開始10番でバーディ発進した勝の爆発は、12番でボギーを叩いてから始まった。「前半にショットも安定していて、取れるところをしっかり取った」と2オンに成功した14番(パー5)から4連続バーディ。風速15m/s級の突風が吹き荒れる中、17番(パー3)では、左からの向かい風に8Iでぶつけ、ピンそば1mにつけるスーパーショットを披露した。

前日3日目はトリプルボギーあり、イーグルありの「75」で33位から大きく後退。「きのうが納得いかないゴルフ、悔しいゴルフをした。自分を信じきれない部分もあった」と振り返る。「きょうはきのうよりも難しい風になると思ったけれど、ホントに自分を信じて、練習だと思って回って集中できた。『何万球も打ってきたから間違いない』って。距離感もすごく良かった」

前年大会も32位から出た最終日にベストスコア「63」の巻き返しで7位フィニッシュ。ロースコアを出せる力を持つ一方で、課題は安定感。「1日できたので、できないことは絶対にない。きょうみたいに集中できれば、悪い時でもスコアをまとめられる。意識してラウンドしたい」と自信を深めて次戦「フォード選手権」(アリゾナ州セヴィールG&CC)に向かう。(カリフォルニア州パロスバーデス・エステーツ/桂川洋一)

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