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2024年 シェブロン選手権
期間:04/18〜04/21 場所:ザ・クラブatカールトン・ウッズ(テキサス州)

パリ五輪出場へ「ジャンプアップ」 古江彩佳のポイント獲得計画

◇米国女子メジャー◇シェブロン選手権 事前(16日)◇ザ・クラブ at カールトンウッズ(テキサス州)◇6889yd(パー72)

7月26日のパリ五輪開幕までちょうど100日。古江彩佳は、今季メジャー初戦を目標に近づくチャンスと捉えている。世界の実力者が集う大会で好結果を残せば、五輪出場の選考基準になる世界ランキングがグッと上がる。「ジャンプアップするにはやっぱりメジャーが一番大事なところ」と意気込みを口にした。

2021年の東京五輪で日本代表2枠入りを逃した。今回の代表は、6月「KPMG全米女子プロ選手権」終了後の6月24日時点で決まる。古江の世界ランクは現在22位で、畑岡奈紗に次ぐ日本勢2番手と圏内にいるが、背後に25位の笹生優花、26位の山下美夢有が迫る。各国・地域最大4人が出場権を得られる「15位以内」に入れれば申し分ない。そんな状況を踏まえて「上位で終わらないとランキングは上がらない。その意識はあります」。最低でもトップ10フィニッシュ。「状態はボチボチ。やってみないと分からないけど、しっかり頑張りたい位置ではある」と気を引き締め直した。

オープンウィークだった前週はリフレッシュした。本来は「自分の感覚」を保つために試合をしたいタイプだが、米国に留まり、「動いていればいいかなっていうぐらいに、とりあえず休んだ」という。

昨年から開催コースがカリフォルニア州のミッションヒルズから、本コースに移ったが、昨年大会ではリリア・ヴが18番グリーン横の池にダイブ。メジャー初戦優勝者の“恒例行事”は変わらない。「白のウェアは着たくないですね…色には気を付けたい」とちょっとだけ口ごもった。それでも、日本人3人目のメジャー制覇となれば、五輪代表は間違いない。パリには大好きな「ディズニースタジオ」もある。ジャンプアップしてのダイブは望むところだ。(テキサス州ザ・ウッドランズ/石井操)

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