笹生優花と渋野日向子が同組で日本時間午後9時52分スタート/予選組み合わせ
2024年 ショップライトLPGAクラシック by Acer
期間:06/07〜06/09 場所:シービュー ベイコース(ニュージャージー州)
優花も“ピナ姉”も「レベル違い」 西村優菜は全米女子のフィナーレを体感
◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシック by Acer 事前情報(5日)◇シービュー ベイコース(ニュージャージー州)◇6190yd(パー71)
西村優菜は「全米女子オープン」最終日のプレー後、一度宿舎に帰って夕方のコースに戻ってきた。目に焼き付けたかった笹生優花、渋野日向子の優勝争い。「感動も、緊張感もありました。もちろん悔しい気持ちも。でも今回はスゴすぎて感動の方が大きかった」。ライバルたちの活躍に思うところは語り尽くせない。「優花も、“ピナ姉”も良いプレーをしていた」と刺激を受けて……、うん? ぴなねえ?
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2つ年上の渋野のことを、西村は以前からそう呼んでいるらしい。「(渋野と)同い年の選手のように“しぶこ”とは呼べないでしょう。でも、”日向子さん”では距離感がある気がする」。だから、ピナ姉(だから、ってなんだ)。渋野のSNSのアカウント@pinacooonにも由来した、親しみを込めたニックネームだそうな。
笹生とピナ姉、じゃない、渋野の大舞台での好プレーを見上げたのは、自身もメジャーの4日間を戦い抜いたからこそでもある。「アンダーパーでまとめてきた2人は、レベル違いだったんじゃないかなと思うくらいすごい」。3日経った今も、フィナーレは「自分にとってプラス、自分も頑張ろうと思えた瞬間だった」と感じている。
高くしたモチベーションを持ち込んだ今週のコースは、フラットで距離が比較的短い。「ショートアイアンで打てるホールが多いので、攻められる回数は多いのかなと思います」。30位だった昨年よりグリーンが軟らかく、例年以上のスコアの伸ばし合いを予想した。
ボールの転がりを不規則にするポアナ芝のグリーンの他に、警戒したのはティショットでの立ち方。「ティイングエリアが結構、変な方向を向いているというか」とターゲットに対して正しくアドレスしにくいという。「エイミングにギャップがありそう。ちょっと注意しながらやりたい」。目標に向かって真っすぐいたい。(ニュージャージー州ギャロウェイ/桂川洋一)