2024年 ショップライトLPGAクラシック by Acer

渋野日向子にも届いた同世代の復活劇「私も頑張らなきゃ」

2024年 ショップライトLPGAクラシック by Acer 最終日 渋野日向子
渋野日向子は充実の2週間を過ごした

◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシック by Acer 最終日(9日)◇シービュー ベイコース(ニュージャージー州)◇6190yd(パー71)

メジャーの翌週も前向きな課題を持って帰れる。「全米女子オープン」で今季最高の2位に入った渋野日向子は37位から5バーディ、3ボギーの「69」で回り通算7アンダー。シーズンで2番目に良い21位で終え「もったいないのがすごく多かったなとは感じますけど、まだまだショットもどうにかレベルアップできる」と手応えを確かなものにした。

2024年 ショップライトLPGAクラシック by Acer 最終日 渋野日向子
ショットに力強さが少しずつ戻る

スコアを2つ伸ばして迎えた前半8番、渋野はフェアウェイからの2打目をダフらせ、グリーン手前のラフにこぼした。続くアプローチは距離が短く、ピンまでは下りのライン。フォローの風も浴びながら、ウェッジで繊細にかき出したボールはエッジから転がり、カップに消えた。

ポアナ芝のグリーンは最終日も厄介で、後半11番(パー3)、13番とパーパットを沈めきれなかった。フラストレーションを溜めつつ、終盤16番と18番(パー5)でそれぞれバーディ。「16番と18番を考えると、ちゃんとラインに打ち出せば、ちゃんと転がってくれるんだなと分かった。なかなかそれができなかった2日間。もったいなかった」と納得できた。

2024年 ショップライトLPGAクラシック by Acer 最終日 渋野日向子
ポアナ芝のグリーンはやっぱり大変で…

2試合続けてトーナメントを完遂。今大会は毎日、パーオン失敗を3回に留めて安定した。主にショットに復調の兆しをつかめたこの2週は、外からの刺激もたっぷりもらっていた。前週の「ヨネックスレディス」で同世代の新垣比菜が、今週「サントリーレディス」で大里桃子が復活を遂げた。

2024年 ショップライトLPGAクラシック by Acer 最終日 渋野日向子
次週はミシガン州。メジャー第3戦の前哨戦になる

「比菜ちゃんの優勝は6年ぶり。6年ってすごく長い。めちゃくちゃ元気ももらいました。『私も頑張らなきゃ』って。きょうは大里桃子が勝って。朝、ウォーミングアップしながら映像を見ていたんですけど、めっちゃうれしかった」。苦労してきたのは自分だけではなかった。「黄金世代で切磋琢磨してもっと盛り上げていけたら」とうなずく。

2024年 ショップライトLPGAクラシック by Acer 最終日 渋野日向子
次週にもつながる試合を続けた

次週は「マイヤーLPGAクラシック」(ミシガン州ブライズフィールドCC)に出場。実はこの日は朝から体が重たかったという。「(スタートまで)時間はあったのに、思ったより眠れなかった感覚。ちょっと疲れも残ってるのかな…。来週に向けて、いっぱいご飯を食べて、いっぱい寝られたらいいなと思ってます」。再び顔を上げたまま、コースを去った。(ニュージャージー州ギャロウェイ/桂川洋一)

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