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吉田優利は連日の「74」で予選落ち 稲見萌寧とペアでダブルス戦へ

◇米国女子◇マイヤーLPGAクラシック for Simply Give 2日目(14日)◇ブライズフィールドCC(ミシガン州)◇6556yd(パー72)

初日107位と出遅れた吉田優利は、スタートから4ホールで3ボギーが先行してさらに予選通過が遠のいた。フェアウェイが傾斜している分、見た目ほど狙いどころは広くない。曲げたくない気持ちからティショットを振り切れず、「そういうところが最初にボロボロって出てしまったかな」と話す。

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連日の「74」で通算4オーバー134位。今季から挑む米ツアーでは出場7試合で4度目の予選落ちとなった。「良くしようと思って取り組んでいることで、“過程”を取り戻すのにはもうちょっと時間が必要かなっていうのはあります」と現状を表現した。

得意と自負してきたアプローチとパターを強みにしつつ、ショットのブラッシュアップを目指してきたが、「ショットとパターって、やっぱり“別物”に見えてつながっている。ショットだけを良くしようとすることもできない。だからといって、パッティングの練習を怠ることもできない。そういうところがかみ合っていない」。試合も限られる状況で、必死に上を目指している。

この日は5番(パー3)で最初のバーディを奪い、いずれもアイアンでショートした6番、7番(パー3)と寄せワンでしのいだ。8番(パー5)も3打目のアプローチがオーバーして距離を残しながら、バーディパットを決めきった。「ホントに合ってるかどうかは分からないですけど、『こういう感じにしたいな』っていうのは増えてきた。それは自分にとってプラスじゃないかな」。9番のダブルボギーで消えてしまうまで漂った反撃ムードに活路を見出す。

次週のメジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」は14日時点でウエーティング5番手と出場が難しそうな状況。次のトーナメントは2週後のダブルス戦「ダウ選手権」(ミシガン州ミッドランドCC)となることが濃厚だ。

1学年上の稲見萌寧とのペアで臨む。「モネさんと組むのは初めて。迷惑をかけたくないなって。交互に打つ(フォアサム)のもあるから、真っすぐ行くといいな…」と笑いつつ、「楽しみたいですね」とも。オープンウィークの調整、違ったフォーマットでの戦いへ前を向いた。(ミシガン州ベルモント/亀山泰宏)

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