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「まだちょっと必死」なルーキー 西郷真央がメジャーで感じる成長

◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 事前(10日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523yd(パー71)

過去2回出場した計6ラウンドで、バーディが1回しか獲れなかった15番(パー5)。しっくりこなかった3打目の攻め方において、西郷真央にひらめきがあった。「いままでと違った攻め方を試してみて、そういうのもアリなのかな」と、マネジメントで選択肢が増えたのは成長の証だ。

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昨年末の最終予選会(Qシリーズ)を2位で通過し、ことしは米ツアーメンバーとしてメジャー第4戦を迎える。「まだちょっと必死なので」と慣れない海外転戦への対応に精いっぱいの中で、本大会にはスポット参戦して3位に入った2022年から3度目の挑戦。いままではコースの情報収集で準備は終わっていたが、「“ここに外したときのアプローチを練習しておこう”とか、実戦を想定した練習にフォーカスできた」と、よりスコアメークを意識した準備に時間を割けた。

キーポイントのひとつに挙げた15番では、いままでにない攻め方を試す余裕もできた。「どうやったら、もうちょっと3打目を簡単に打てるのかをずっと考えていた」。グリーンの傾斜が強く、フェアウェイが狭くてレイアップ地点にもバンカーが点在するパー5。「必死なパーやボギーがあって、スコアを落としているイメージ」と、2打差の3位で終えた2022年もバーディが獲れたのは最終日だけだった。

ことしは練習ラウンドで、セカンドショットから例年とは違った攻め方をテスト。「試しにやってみた攻め方が候補のひとつになった。難しい環境で試合をしてきたことが、大きいのかなと思います」と、この半年間で積んだ経験値を生かせている。

今季はここまで13試合に出場し、トップ10入りは「KPMG全米女子プロ」7位を含む3度。ルーキー・オブ・ザイヤー争いでは現在3位につけている。「まずは予選通過が大事。一打一打に集中して、順位を気にせずプレーしたい」と気を引き締め、2年前に優勝を争った舞台に臨む。(フランス・エビアン/谷口愛純)

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