ニュース

米国女子アムンディ エビアン選手権の最新ゴルフニュースをお届け

古江彩佳が帰国 9月「日本女子プロ」「日本女子オープン」に凱旋出場へ

「エビアン選手権」で日本人史上4人目の女子メジャー制覇を達成した古江彩佳が16日、羽田空港着の航空機で帰国した。9月に行われる国内メジャー「ソニー日本女子プロゴルフ選手権」(沖縄・かねひで喜瀬CC)、「日本女子オープン」(茨城・大利根CC西C)への出場意思を明かした。

優勝翌日の16日(月)にフランスを発った古江は、経由地の英国から日本に戻り、熱烈な歓迎を受けた。関係者やファン、在京テレビ局をはじめとした多くの報道陣に出迎えられ、驚きの表情。雨の降った東京で「足元の悪い中、ありがとうございます。こんなにたくさんの記者の皆さん、一般の方にも出迎えていただいて本当にうれしい」と喜んだ。

<< 下に続く >>

200件を超すLINEのテキストをはじめ、自身のSNSに多くの祝福の言葉が寄せられている。「たくさんのメッセージにまだ返し切れてないので少し焦っているところ」と苦笑い。周囲の反応で、メジャーチャンピオンになった実感が少しずつ湧いてきたところだ。

パリ五輪」の出場権を山下美夢有に譲る格好になった6月下旬「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」から3週後に快挙の瞬間が訪れた。「自分にプレッシャーを与え過ぎていたのか、オリンピックの代表争いを終えてから気が楽になったかもしれない。うまくゴルフにも集中できて、それもあって優勝できた」と激動の期間を振り返る。

今季初勝利をつかむまでのトップ10入り8回は惜敗の連続も意味していた。「(試合の)最後に落ちていたのは優勝を獲りたいという気持ちが強過ぎて、たぶん空回りしていた部分もあった。力が入るメンタルの弱さがあったと思う」。悔しい思いと我慢を重ねた末に、心と体が最高のタイミングでぴったり合った。

今週の「Danaオープン for チルドレン」(オハイオ州ハイランドメドウズGC)から3試合をスキップしてリフレッシュする。次戦は2年前に優勝した8月15日開幕(木)の「スコットランド女子オープン」(ダンドナルドリンクス)。翌週の「AIG女子オープン」(全英女子)ではさっそくメジャー連勝がかかる立場になる。秋には「日本女子プロや日本女子オープンには出る予定かなと思います」と国内メジャーへの出場を明言。所属先の冠大会「富士通レディース」(千葉・東急セブンハンドレッドC)参戦も視野に入れている。

「LPGAツアーはアメリカを基本にしてやっている。本土でも優勝できたら」と次の目標を掲げた。休息を頭に入れつつ、次にクラブを握るのは「(2日後の)木、金曜日くらい…かなと思います」と笑った。(編集部・桂川洋一)

関連リンク

2024年 アムンディ エビアン選手権



あなたにおすすめ

特集SPECIAL

これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!