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「えっ?」と言われたら、ちょっと不安… 西郷真央がアグレッシブにいきたいこと

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 presented by P&G 事前(26日)◇ピナクルCC (アーカンソー州)◇6438yd(パー71)

39位で終えた前週の「クローガー・クイーンシティ選手権」を「もうちょっと上の順位で戦いたかった」と西郷真央は振り返った。今週は3日間のバーディ合戦が予想される大会。「伸ばし合いについて行かないと」と、前週のぶんを取り返す意気込みは十分ある。

昨年の優勝スコアが通算19アンダーと、毎年ロースコアが続出する。距離が短いパー4も多く、グリーンがソフトで止まるためピンをデッドに狙っていける。フェアウェイも軟らかくキャリーでほぼ止まる上に、芝が長めでラフへの突き抜けの心配も少ない。ボールストライキングでツアー4位のショット力を生かし「ストレートに近い球を打って行けば、そんなに大きなミスにはつながらない」と果敢に攻めていけそうだ。

「先週の初日よりは良い状態で臨めると思う」とショットの感触も悪くない。今季は7月「CPKC女子オープン」で優勝争いを演じて2位に入るなど、ここまでトップ10が5度で年間ポイントレース(レース・トゥ・ザCME)は現在15位。ルーキー・オブ・ザ・イヤー争いでは1位に立つ。いつ初優勝が来ても不思議ではなく「初日からショットで攻めていけたら」という。

シーズンも今週を含めて残り8試合。プレー以外で“アグレッシブ”にいきたい事もある。「最初のころよりは、なんとか」と話すのは、海外選手やキャディとのコミュニケーション。積極的に話しかけてくれる海外のフランクさには慣れてきたが、なかなか言いたいことが英語で返せない。

一度聞き返されると、「違うのかな…」とちょっと不安になってしまう。「でも、諦めないでもう一回言ったら伝わる。そこはまだ、勉強です」と、ルーキーは日々学ぶことでいっぱいだ。(アーカンソー州ロジャース/谷口愛純)

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