2025年 HSBC女子世界選手権

「足裏3点でバランスよく」 畑岡奈紗は“朝の気づき”で6バーディ

2025年 HSBC女子世界選手権 3日目 畑岡奈紗
エイミングのやり方もちょっと変わった? 畑岡奈紗がトップ10に迫った

◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 3日目(1日)◇セントーサGC タンジョンコース(シンガポール)◇6779yd(パー72)

「いまは、一番の課題」というパッティングで、スタート前に気づきがあった。この日に奪った6バーディは、3日間で自己最多。畑岡奈紗はショットで作ったチャンスを逃さず「68」で回り、通算2アンダー17位に順位を上げた。

2025年 HSBC女子世界選手権 3日目 畑岡奈紗
耐えながら「68」

3週前の「ファウンダーズカップ」を11位で終え、課題としていたパッティングの構え方を見直すために今週はクラブ調整を行ってきた。初日、2日目とチャンスを決め切れずに35位。「手やボールの位置が毎回、変わりやすかった。ずーっとしっくりこなくて」と試行錯誤を続けたが、3日目の朝に改善点が見つかった。

2025年 HSBC女子世界選手権 3日目 畑岡奈紗
昨年は3位で終えたシンガポール

パッティング練習場で構えると、つま先重心になっていたことに気づいたという。「つま先重心になると、腕が内旋しやすくなるので、毎回違うストロークになってしまう」。もともと前傾気味になるというクセに、改めて気づいたことでストロークの安定感が増した。「足裏3点で、しっかりバランスよく立つのが大事。決めたいっていう気持ちがあると、どんどん前かがみになる。まだ原因がそことは言い切れないけど、しっくりきた部分はある」ときっかけをつかんでスタートした。

インスタートの10番から1.5mを決めてバーディ発進。14番で2.5m、16番(パー5)で1.5mとショットで作ったチャンスを逃さなかった。18番は7mを奥から流し込んで4つ目。通算1アンダーまで戻した。

2025年 HSBC女子世界選手権 3日目 畑岡奈紗
久々の優勝に向けて弾みをつけたい

「最初の2日間よりも思ったところに打ち出せているので、その点は良かった」と振り返る。本大会には過去5回出場して、昨年3位、22年、23位はともに11位と上位で終えた。「あしたビックスコアを出せば、まだ上位を狙える位置」。最終日のチャージで、2022年「DIOインプラントLAオープン」以来の米7勝目へ弾みをつけたい。(シンガポール・セントーサ島/谷口愛純)

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