2026年 HSBC女子世界選手権

馬場咲希が目指すメンタルコントロール術 “お手本”はメジャー優勝者

2026年 HSBC女子世界選手権 3日目 馬場咲希
粘り強く「72」でプレー。馬場咲希の目指すプレースタイルは

◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 3日目(28日)◇セントーサGC タンジョンコース(シンガポール)◇6793yd(パー72)

24位から出た馬場咲希はムービングデーを3バーディ、3ボギーの「72」で回り、通算3アンダーの20位で最終日に臨む。

前日「69」に続くアンダーパーは逃したが、3つのバーディはいずれもボギー後に奪ったもので、スコアを落とすことなく18ホールを完走した。「ボギーを打ってもバーディを取ろうと冷静にできたのが良かった」と評価。選手たちが難度の高いピンポジションに苦戦する中で、粘り強く順位を上げた。

世界ランキング上位勢など72人が出場するエリートフィールドに初めて入り、思うのは「こういった耐えるゴルフが必要になる試合では、ランキング上位の選手は自分の気持ちをコントロールするのが上手いんだろうな」ということ。この日、ツアーで初めて同組で回り「70」と伸ばした竹田麗央からも「バーディを取ってもいつも通りみたいな感じで。人それぞれタイプはあると思うけどすごくカッコいい」と刺激を受けた。

2026年 HSBC女子世界選手権 3日目 馬場咲希
ボギーをたたいてもバーディで奪い返す

馬場も「気持ちの浮き沈みは絶対にない方が良い」とフラットな状態を崩さないプレースタイルを目指している。「気持ちの切り替えが大事。そこは自分を見て『やっぱりだめだな』と学んできたこと」と自戒を込めて話す。

2026年 HSBC女子世界選手権 3日目 馬場咲希
発展途上中の20歳

「最近はバーディを取っても浮かれないようになったし、ミスした時も(メンタルコントロールが)良くなった」と成長を感じている。お手本とする憧れの選手は、2020年「全米女子オープン」覇者のキム・アリム(韓国)。「一緒に回った時に、ボギーを打ってもキャディさんとハイタッチしたりして。その切り替える姿が本当に上手で、見ていてカッコいい。絶対にマネしたい」。そんな自分に取り入れるべき要素を着実に習得しつつある。

2026年 HSBC女子世界選手権 3日目 馬場咲希
最終日も果敢にバーディを狙っていく

首位と8打差で臨む最終日に向けて、「明日も(セッティングが)難しそうだけど耐えながら、バーディを狙えるところは今日みたいに狙っていけたら」とプランを掲げる。伸びしろタップリの20歳は引き出しを増やしながら、最後まで果敢に攻めていく。(シンガポール・セントーサ島/石井操)

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