「悪くはないけど、良いわけではない」 古江彩佳は9位で最終日へ
◇米国女子◇フォード選手権 presented by Wild Horse Pass 3日目(28日)◇ワールウインドGC (アリゾナ州)◇6675yd(パー72)
台湾での国内ツアー「台湾ホンハイレディース」を含め6連戦目の古江彩佳は、疲労の様子を見せることなくムービングデーを4バーディ、1ボギーの「69」でプレー。トップと11打差の通算14アンダー9位で最終日を迎える。
2月「トーナメント・オブ・チャンピオンズ」を9位で終えてスタートを切った今年は、出場したツアー5試合全て週末までプレーしているものの、上位での争いができていない。出だしからバーディを奪って発進したこの日は「なかなかチャンスにつけられず、パーセーブばかりのゴルフが続いたなかアンダーで上がれたのは良かった方」と振り返った。
朝の練習時は「体を動かしてという感じで」と気にかけていなかったという1Wショットが、コースに入ってから少し気持ち悪さを残す感触が続いた。「ちょっとプッシュ気味なのが多かったかなって。曲がってはいないけど、思ったドローショットというのがあまりできなかった」。フェアウェイキープ率は78.5%(11/14)、パーオン率72.2%(13/18)も、思い描いた軌道ではない球筋に首を傾げる。
データを使ってスイングを見直すのは、日本に帰ってコーチであり父・芳浩さんと一緒に練習するときくらい。「すごく悪い時であれば」過去の動画のスイングを見直すが、現段階では「悪くはないけど、良いわけではない」という状態。打撃練習ではリズムを気にしながら振っている。
ショットで作り出せなかった流れはグリーン上にも響く形となり、「ちょっとゆっくりなペースではあったかなと。あまり波に乗って行き辛かったのはある」と伸ばしきれなかった一日に反省を並べた。
前半から後半にかけて、硬く仕上がったグリーンは「コンクリートと言うか、ガラスの上の感じ」と表現するほどで、「ボギーにしそうなところも多かったけど、そこは耐えながらのゴルフできた」と評価をつける部分もある。25アンダーで首位に立つキム・ヒョージュ(韓国)と21アンダーで2位のネリー・コルダによる競り合いが繰り広げられるも、3位以降は団子状態にある。「あしたも集中して、ビッグスコアを狙って少しでも順位を上げられたら」と気合を入れ直した。(アリゾナ州フェニックス/石井操)