「当たりが薄かったんですけど…」諦めない勝みなみが奪ったスーパーイーグル
◇米国女子◇メキシコリビエラマヤオープン at マヤコバ 3日目(2日)◇マヤコバ エル カマレオンコース (メキシコ)◇6583yd(パー72)
245yd設定の17番、1オンが狙えるパー4で勝みなみは5番ウッドを握った。持ち球のストレートボールはフロントエッジ少し前の花道に落ちて転がり、手前ピンの左2m弱で止まった。中継局U-NEXTのインタビューに勝は「まさかあんなに(ピンに)寄ってるなんてビックリ。うれしかった」と振り返る。絶好のチャンスから1オン1パットのイーグルを奪取。通算10アンダーとして1組後ろの最終組を回る首位ネリー・コルダに詰め寄った。
会心ではなかった。「当たりがちょっと薄かった。でも、真っすぐに行ったなと。グリーン手前のいい位置から寄せてバーディをとれたら」。そんな思いで見送っただけに、キャディに「乗った?」と小首をかしげて尋ねると、同組のメラニー・グリーンのキャディまで自分にサムアップしてくれた。
ツアー初優勝への思いがビッグプレーを呼んだ。4位から出て5番(パー5)、9番でボギーをたたいた。しかし、後半は10番(パー3)で2mを決めて初バーディを奪い、11、13番(パー5)も伸ばした。一方で、グリーンを外した12、16番はアプローチを“OK”に寄せ、14番は3m、15番(パー3)は1.5mのパーパットを決めた。「前半にボギーが2つ来て流れが良くない中で、しっかり切り替えることができた」と粘った末の「69」を振り返った。
米ツアー参戦4年目の今季こそ初優勝を手にしたい。昨季は10月「ビュイックLPGA」で当時の世界ランク1位ジーノ・ティティクル(タイ)と5ホールのプレーオフの末に惜敗するなど出場27戦でトップ10がキャリアハイの6回を数えた。今季は7戦で早くも2回。「この試合に出ている人の中で、自分が一番いいプレーをしたら、結果はついてくると思います」。4打先を走るコルダは今季5戦2勝&2位3回とまさに最強の世界ランク1位。最終日は同じ最終組で、その背中を追いかける。