2026年 みずほアメリカズ・オープン

「終わってもまだ集中」“自力”で出場の2年目 原英莉花は新コースでも上々の滑り出し

2026年 みずほアメリカズ・オープン 初日 原英莉花
原英莉花は10位スタートを切った

◇米国女子◇みずほアメリカズ・オープン 初日(7日)◇マウンテンリッジCC(ニュージャージー州)◇6735yd(パー72)

風が穏やかになった午後、原英莉花は前半6番(パー5)で2オンに成功した。10m近いイーグルパットは傾斜で急失速。足元に戻ってきたボールは自分の3m後ろまで転がった。「見たことのないようなマウンド。勇気をもって奥まで打てなかった」。バーディパットも2m以上ショートし、続く一打をなんとか沈めて胸をなでおろした。

同じニュージャージー州のリバティーナショナルGCから今年、新たな会場となったマウンテンリッジCCは大きな傾斜が連続するグリーンがとくに難しい。今季2度目のトップ10入り(9位)を果たした前週の「メキシコリビエラマヤオープン」最終日同様、原は左手のグローブを外してパッティング。「グリップがすり減っている分、細くなっている感覚がある」と手のひらのフィーリングを大切にしてプレーした。

2026年 みずほアメリカズ・オープン 初日 原英莉花
4バーディ、2ボギーの「70」でプレー

1つ伸ばして迎えた後半は、13番(パー5)で手前からのウェッジショットをピンに絡めてバーディ。15番は下りの5m、大きなスライスラインを沈めて4つ目を奪った。クラブハウスに向かって上り続ける最終18番をボギーとしながら「70」で2アンダー。首位とは4打差の10位で滑り出した。

米下部エプソンツアーを主戦場にした昨年、唯一出場したレギュラーツアーがこの大会だった。「エプソンを戦っていくシーズンの中で、印象に残っている試合の一つだった。コースは変わってしまったんですけど、この時期の大事な一試合としてすごく楽しんでいる」。推薦を受けてプレーした前年の26位を超えるのがひとつの目標。「まずはあした、しっかり予選通過できるように頑張りたい」と2日目を見据えた。

2026年 みずほアメリカズ・オープン 初日 原英莉花
ショットも少しずつ状態を上げたい

アンダーパーで滑り出しても、表情は少し硬いまま。「難しいホールが続くので気が抜けない。終わってもまだ集中している感じです」と息をつく。「このコースに一打でも少なく回れるように向き合うことが、今の自分にとっては大事」。今季ベストフィニッシュを決めた試合の翌週も、“結果は二の次”と決めている。(ニュージャージー州ウェストコードウェル/桂川洋一)

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