3連続バーディで意地を見せたが… 畑岡奈紗は悲願メジャータイトル遠のく8ボギー
◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 3日目(27日)◇ヘーゼルティン・ナショナルGC (ミネソタ州)◇6760yd(パー72)
5打差2位から出た畑岡奈紗は1番で8mほどの距離を沈めて幸先よくバーディを先行した。しかし、100ydほどのセカンドだった2番で3パットボギーを喫したことが「ちょっと流れを変えてしまったのかな」と悔しそうに振り返る。
バーディ発進の勢いをかき消され、守勢に回るシーンが増えたのは、予選ラウンドの穏やかなコンディションから一転して風が吹いたことも大きい。グリーン上でも強さを感じるレベルで、散見されたショートパットのミスともリンクしているという。
また、体感ではしっかりと吹いているのに、それを計算に入れて打ったコントロールショットが思ったより風の影響を受けずにショートサイドへ外れることも。残り140ydほどの3打目が奥に外れた11番(パー5)も手応えは悪くなかった。「ちょっと風の読みがうまくいかなかった」。パーオン率は3日間で最も悪い50%(9/18)にとどまった。
スタート時の5打差を追うどころか、大きく後退を強いられ「かなり差も開いてしまっていたので、(気持ちは)切れかけていたかもしれない」と明かす。目の前では同組のユ・ヘラン(韓国)が面白いようにスコアを伸ばし、首位に立つ展開。それでも、10番から3連続ボギーを喫した後に14番から3連続バーディを取り返す意地を見せた。
反撃した直後の上がり2連続ボギーでこの日「76」と落として通算3アンダー19位。トップとは8打差に開き、悲願のメジャータイトルにはビッグスコアが求められる状況になった。「気持ちを切り替えて、トップ5以内を目指したい。きょうのヘランみたいなゴルフができれば」と前を向いた。(ミネソタ州チャスカ/亀山泰宏)