2026年 FM選手権

午後7時過ぎの練習場に直行 後退の山下美夢有「あかんかったところを修正して…」

2026年 FM選手権 3日目 山下美夢有
山下美夢有は「75」で6打差12位に後退した

◇米国女子◇FM選手権 3日目(29日)◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇6533yd(パー72)

1ウェイ2サムで行われた3日目、首位タイで迎えた山下美夢有のティタイムは午後2時45分とかなり遅かった。ホールアウトは午後7時過ぎ。「きょう、あかんかったところをちょっと修正したいなと思います」。少し暗くなり始めた練習場に直行し、すぐにボールを打ち始めた。

2026年 FM選手権 3日目 山下美夢有
グリーンを狙うショットが珍しく乱れた

2週連続優勝へ、トップタイから出たムービングデーはいきなり不穏な空気が漂った。1番でフェアウェイからのセカンドを左に外してボギー。ポイントにしているパー5の2番でも3パットを喫し、立て続けにスコアを落とした。

「セカンドショットがちょっと左右に曲がってしまったり、(特に)左に行ってしまったりっていう感じが結構するかなと思った」。いざコースに出ると、練習場とはフィーリングが異なって予想もしないミスに苦しむ日があるのは、世界トップクラスの選手も例外ではない。

2026年 FM選手権 3日目 山下美夢有
1Wショットがラフにつかまる場面も

再びパー5の7番でボギーをたたくと、11番(パー3)ではバンカーに入ったボールが“目玉”になるピンチを切り抜けられない。4ボギーが先行するまさかの展開にあって、「(目の前の)1ホールを獲るっていうことしか考えていなかったです」とひたすらゲームメークに集中した。前後左右のコーナーに振られたタフなピン位置も多く、スイングばかりに気を取られれば、そのまま崩れて終わってしまう可能性すらあった。

2026年 FM選手権 3日目 山下美夢有
グリーン上でも我慢の一日

流れを変えたのは、やはり磨き上げてきたショートアイアンの精度だった。14番でウェッジショットをピンに絡めて待望の初バーディ。15番で1Wショットが右ラフにつかまり、手前ピンに対して上から長い距離を残して3パットとなっても、16番(パー3)ですぐに取り返した。9Iでベタピンのバーディを奪い、グリーンをわずかに外した上がり2ホールも狙いすましたアプローチでチップインの気配を漂わせた。

2026年 FM選手権 3日目 イン・ルオニン 山下美夢有
2サム同組で12アンダーまで伸ばしたイン・ルオニン(左)を追う

ショットに加え、合計31パットを要したグリーン上でも我慢の一日となった。「75」で首位と6打差の通算6アンダー12位に後退。「切り替えて、あしたしっかり伸ばせるように」と力強くラスト18ホールを見据えた。(マサチューセッツ州ノートン/亀山泰宏)

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