“フルマーク”止まって「気持ち楽に」 西村優菜は大会記録に並ぶ通算16アンダーで5打差独走
◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 presented by P&G 2日目(26日)◇ピナクルCC (アーカンソー州)◇6438yd(パー71)
単独首位スタートから2バーディを先行して迎えた前半13番、西村優菜は今大会22ホール目にして初めてパーオンを逃した。2打目が180ydほど残るホールで、5Wを握ったショットがグリーン右にこぼれた。打ち上げのアプローチは“最悪”を避けるようにしっかりとオーバーさせての初ボギーだったが、中継局U-NEXTのインタビューで「そこでちょっと気持ちが楽になりました」と振り返る。
ショットで手応えを感じられているからこそのメンタルコントロール。打ち下ろしのティショットで8Iを握った15番(パー3)でバーディを奪うと、16番も7Iでピン右にピタリ。「正直、あんまりボギーを打たないでおこうという意識はしていなくて…。伸ばし合いのコースなので、アグレッシブにいくことを意識しています」。1mほどに絡める2連続バーディで、唯一のボギーを跳ね返してみせた。
1Wショットを左ラフに入れた18番(パー5)で初日から継続していたフェアウェイキープ率100%も途切れたが、最もやさしいホールでバーディを奪うことだけに集中。レイアップ、3打目といずれも9Iで思い通りにボールを操り、右に切れる3mのバーディパットを真ん中からカップに沈めた。
後半も足を止めずに4バーディを追加して連日の「63」で通算16アンダー。トータル126ストロークは2017年のユ・ソヨン(韓国)、2020年のアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)と並ぶ大会レコードとなった。
5打の大量リードを持って迎える最終日も「(これまでの2日間と)やることは変わらないと思う」と自らに言い聞かせるように話す。「自分のスイングに集中すること。20アンダーを目標に、あしたも攻めのプレーができたら」。米ツアー4年目の初優勝へ、ターゲットを明確にした。