4試合連続トップ10で米ツアー復帰 古江彩佳は日本でクラブと体を“お手入れ”
◇米国女子◇BMW女子選手権 事前(21日)◇パインビーチGL(韓国)◇6784yd(パー72)
9月に入ってから日本ツアーへのスポット参戦を続けていた古江彩佳が主戦場の米ツアーに復帰する。母国では、ホステスプロとして臨んだ前週「富士通レディース」まで4試合連続トップ10入りを記録。上々の成績を残して韓国に乗り込み、どこか足取りも軽い。
年間ポイントランキング57位と不本意なシーズンを送る中、ショット面で光明を見出して帰って来られたことが大きい。日本での5試合のうち最初の試合だった「ソニー日本女子プロ選手権」で1Wをブリヂストンの最新モデル「B-Limited BX TOUR MAX」にスイッチ。さらに2024年のモデルを継続使用していたアイアンも、9月発売の「B-FORGED 100CB」に替えた。
「スタンレーレディスホンダ」で投入し、いきなり優勝争いを演じたアイアンは弾道とコントロール性能がピタリとハマった。「(ボールが)1段高く上がってくれる。でも距離が落ちるわけじゃないところがすごく好き。距離を落としたい時も打ちやすい」とうなずく。
さらに大きかったのは自らの身体のメンテナンス。「歳ですから…」と笑わせるように、特に上半身の可動域が狭まっていることを薄々感じていた。プロコーチ・石井雄二氏のもとへ足を運び、動作解析を行って数値的な裏付けも得たことで、可動域を広げるエクササイズを習慣として取り入れた。
初動負荷トレーニングも体験し、変化を実感している。「(バックスイングで)無理して上げなくてよくなった。まだ完璧ではないですけど、無駄な動きがないようにはなってきたかな」
年間ポイントレースにおける浮上はもちろん、2024年「アムンディ エビアン選手権」を最後に遠ざかる優勝への思いを隠さない。「優勝を狙うことによって、ランキングとかもついてくる」とラストスパートを誓った。(韓国・ヘナム郡/亀山泰宏)