海外挑戦か国内残留か決断期限は17日朝 米ツアーVの佐久間朱莉「今は半々」
◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 最終日(8日)◇太平洋クラブ美野里コース(茨城)◇6598yd(パー72)◇晴れ(観衆5366人)
日米両ツアー共催の今大会を制した佐久間朱莉に、来季の米ツアー参戦という新たな選択肢が生まれた。ツアーメンバーではない選手が公式戦で優勝した場合、メンバーシップを申請する権利を得る。2023年大会を制した稲見萌寧、24年覇者の竹田麗央もこの資格を利用し、その後米ツアーへの道を切り開いた。
米国女子ツアー(LPGA)によると、佐久間には大きく3つの選択肢がある。
(1)今大会終了日の24時(日本時間)までにメンバー申請をすれば、2026年をルーキーイヤーとして「TOTOジャパンクラシック」で獲得した500ptや賞金などが各ランキングに反映され、2027、28年の出場資格を得る。
(2)今季中に申請した場合も2026年がルーキーイヤーとなるが、今大会で獲得したポイントや賞金などはランキングに加算されない。
(3)シーズン最終戦「CMEグループ ツアー選手権」が行われる週の月曜(16日)午後5時(米国東部時間、日本時間は17日午前7時)までに、来季からのメンバー入りを申請する。この場合は2027年がルーキーイヤーとなり、27、28年の出場資格を得る。
シーズンが残りわずかなことを考えれば、来季から加入する3つ目の選択肢が現実的となるが、残り約7日で回答しなければならない。
優勝会見で気持ちを問われた佐久間は「私一人の問題だけじゃないので、まだまだ考えることがたくさんある。今は何とも言えず、半々です」と胸の内を明かした。「あまり小さいころから(米ツアーへの憧れは)持ってなかった。私はそっち(日本ツアー)のタイプ」と率直に話した。
父・浩太郎さんも「いろんな事情がある。ただ行きたいからっていうだけじゃなくて、“何のために行くのか”を聞いて、親として『いいんじゃない』ってなったら行くだろうし」と慎重に決断したいとした。
海を渡るか、それとも国内に残るか。佐久間は周囲とも相談しながら答えを出すことになる。(茨城県小美玉市/安平賢太郎)