宮里藍のフォトギャラリー
2012年 クラフトナビスコ選手権
期間:03/29〜04/01 場所:ミッションヒルズCC(カリフォルニア州)
藍、バーディ締めで18位発進「いいフィニッシュだった」
カリフォルニア州のミッションヒルズCCで29日(木)、海外女子メジャー初戦「クラフトナビスコ選手権」が開幕。午前8時20分に1番ティからスタートした宮里藍は、2バーディ、1ボギーの「71」で回り1アンダーでホールアウト。首位に5打差の18位タイで初日を終えた。
先週はショットの微妙な乱れを気にかけていた宮里だが、今週に入って父・優氏、コーチのピア・ニールソン、リン・マリオットと合流。スイングチェックを経て開幕を迎え、「アイアンのフィーリングも良かったし、先週とは雲泥の差」とショットへの迷いは消えた。フェアウェイキープ、パーオン率ともに7割近い数字を残したが、「やっぱり、今日はパットですね。ストロークは悪くないが、ちょっとしたタッチ」とグリーン上で苦しみ、30パットを費やした。
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1番をバーディ発進とするが、6番で3mのパーパットを外してイーブンで後半へ。12番と17番では1.5mの決定的なバーディチャンスを作るも、「思ったよりも切れた」と、いずれも外してリズムに乗り切れない。それでも最終18番(パー5)で迎えた3mのチャンスは「入ってくれたらいいな、と軽い気持ちでリラックスして打ったら入ってくれた」と真ん中から沈め、きっちりとバーディフィニッシュ。「イーブンとアンダーではぜんぜん違う。いいフィニッシュだった」と納得の表情を浮かべた。
明日は午後スタートとなり、刻々と増す風速やグリーンのスピードなど、メジャーセッティングが一層の牙をむくことが予想される。「今日の後半はグリーンが結構硬くなってスピードが出ていた。明日は最初からそういう感じで、しっかりとコースマネジメントして頑張りたい。今日のように要所、要所でしっかりと自分をコントロールしてパーセーブしていくことが重要。明日もこのまま行きたい」。初日のラウンド内容が、明日以降への良いモデルケースとなったようだ。