「全米女子オープン」フォトギャラリー
2012年 全米女子オープン
期間:07/05〜07/08 場所:ブラックウォルフランチャンピオンコース(ウィスコンシン州)
2打差8位の美香「ゴルフがシンプルになってきた」
現在は36ホールとなったブラックウルフランだが、今大会が行われているのは、ピート・ダイが1988年に設計したオリジナルの18ホール。その1番ホールは、グリーンに向けて大きく打ち上げていき、2打目地点からグリーン面を見ることはできない。宮里美香は「ピンの根元が見えないし、打っていくポイントを決めるのが難しい」と警戒する。それも朝一番となると、難易度はさらに増す。
この日の宮里は、その1番で「思ったよりグリーンが硬かった」と2打目をグリーン奥にこぼしてボギーとしてしまう。しかし、「まだ17ホールあるし、1打1打に集中したらショットも良くなってきた」と、その後はパーを積み重ねる。
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流れが変わったのは、折り返した10番(パー5)。3打目、残り70ヤードをウェッジで放つも、ここでもグリーンが想定以上に硬く、跳ねて上5mについてしまう。しかし、このフックラインを読みきって初バーディ。12番でも1.5mを沈めて1アンダーとすると、15番でボギーをたたくも、直後の16番(パー5)で3打目をピンそば80cmにつけて再びバーディとし、通算1アンダーへとスコアを戻した。
「上がってみたら、このスコアという感じだった」と宮里。この日も手袋に“100”と書いて、すべてのショットに100%コミットして打つことを心がけた。「自分自身のゴルフがだいぶシンプルになってきました」と、迷いがなくなり、やるべきことが明確になっている。3週連続でトップ3入りを果たしている勢いは、「全米女子オープン」の大舞台でも続いている。(ウィスコンシン州コーラー/今岡涼太)
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