好調をキープしている宮里美香。残り3日でトップを奪えるか。

昨年、宮里藍が2度目の大会制覇を果たした「エビアンマスターズ」で、今年は宮里美香が初日から5アンダー4位タイと好スタートを切った。5番で2打目をベタピンにつけてバーディを先行させると、6番はピン手前4mを決め、7番パー5は3打目をピン1.5mに寄せて3連続バーディを奪った。

「ショットが安定しているので、スコアが出ていると思います。パッティングもイメージ通りに打てているかな」と話す宮里は、結局この日6つのバーディを量産。唯一ボギーをたたいた15番はティショットを右に曲げて、2打目もラフ。「もったいないといえば、もったいないが、でも次のホールでバーディを取り戻せた」と、16番でピン1.5mにつけて流れをすぐに取り戻した。

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「今日は割と自然体でやっていた」と気負うことなく、淡々とプレーを続けた宮里。「今日は特別、これが良かったというのはないですね。ショートアイアンが良かったかな」と冷静にラウンドを振り返る。

その一方で「正直、もう1つ2つは行けたと思う。初日は凄く大事ですが、2日目、3日目にどこまで上げられるかもキーになってくるし、一打に集中することですね」と、スタートのスコアに満足することなく、2日目以降もスコアを伸ばしに行く。