ハワイ育ちのウィにとっても、この風は尋常ではなかった

■ ミッシェル・ウィ

私の球は、12番ティでほとんど止まることが無かったです。いまにも落ちそうで、突風が来て何度も落ちそうになりました。（では、この判断は正しかったと？）そう思います。（ハワイも風が強いというけど？）でもそれは7m／秒とか9m／秒とかの話。今朝は15m／秒以上の風が吹いていた。それはもう、ほんとに、ほんとに、ほんとに、ほんとに強い風です。今日は身長が低かったらどんなにいいかと思いました。自分がピンフラッグになったような気分で、どこにでも飛んでいってしまいそうに感じました。

■ カレン・スタップルズ

1番は400ヤードもないパー4だけど、誰も近くまでも持っていくことができなかった。チッピングとパッティングもあのコンディションでは難しい。2番は逆に追い風で、グリーンに止めることができなかった。ピンの手前やグリーンに載せることすらできなかった。ばかげているわ。3番ではティアップしたボールが振動を始めてずっと動いていたので、競技委員にどうすればいいか聞くと、彼女は「打て」という。動いているボールを打つなんて、とても不安。そのホールはダブルボギーになりました。このコンディションでプレーをするなんて、不可能です。

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二人とも、リンクスということでこのコンディションも受け入れていた様子だった。

■ 若林舞衣子

（中断したときは）10番グリーンでした。まさか中断になるとは思わなくて、こういうものだと思っていたので、中断になったと聞いたときはよく分からなかったです。そのあと、キャンセルになるって聞いて、こんなことがあるんだと思ってびっくりしました。

■ 原江里菜

やらなきゃいけないというか、やるもんだと思っていました。水曜日の風の方がすごかったけど、スタートから（同組の）カーとペターセンは「こんなんじゃできない」って文句を言っていて、毎ホール球が動いたとか駄々をこねていました。あれだけ選手が主張してやらないというのは、日本では絶対にないことですね。文句のいいようにちょっとびっくりしました。