2024/11/23ツアー選手権リコーカップ
女子オープン連覇に向け、ウェブが復活のV
2002/06/24
米国女子
2位以下に5打差をつけて最終日を首位で迎えた金美賢。一緒に回ったのは女王、カリー・ウェブだった。過去に最終日をウェブと回ったことのある金美賢、その時はプレッシャーのためか、ウェブに優勝を譲ってしまった。さて今回のマッチングはどうでるのか?
5打差でスタートしたウェブは9番でグリーンエッジから8メートルのパットを決めてバーディ。一方の金美賢は、同じ9番で3メートルのパーパットを外し、リードが1ホールで2打縮まってしまう。12番ではその逆。ウェブがパーセーブを逃すと、金美賢が4メートルのバーディを決めて2打取り戻す。しかし金美賢は、13番、16番でボギーを叩いてしまい、逆にウェブが、16番、17番で連続バーディ。ついに首位タイに並んだ。ここまで詰め寄られると金のプレッシャーはかなりのもの。最終18番でアプローチをピンに寄せられず、パーセーブに距離を残す。一方のウェブはバーディこそ逃すが、一足先に手堅いパーでホールアウト。プレーオフに持ち込むためには入れなければならないパーパットを金美賢は外してしまい、ウェブが米国女子ツアーでの今季1勝目を、5打差の逆転優勝で決めた。金は、これで過去12試合で4度目のトップ5入りとなった。