今季自己ベスト 5位タイの有村「いい自信をもらった」
2013年 ショップライトLPGAクラシック
期間:05/31〜06/02 場所:ストックトン・シービューホテル&GC(ニュージャージー州)
カリー・ウェブの優勝会見/ショップライトLPGAクラシック
ニュージャージー州にあるストックトン・シービューホテル&GCで開催された米国女子ツアー「ショップライトLPGAクラシック」で2シーズンぶりの勝利を飾ったカリー・ウェブ(オーストラリア)。喜びの優勝インタビューは以下の通り。
――この優勝はどんな意味がありますか?今週はどんな一週間でしたか?
「ここに居られて、とても興奮しています。長い間の猛練習がようやく実りました。ゴルフに関するすべての面で厳しいトレーニングをしてきましたが、特にメンタル面での強化が役立ったと思います。このようなタフなコンディションで優勝することができて、本当に嬉しいです」
――少し、感情も表に出していましたね。お婆さんが病院にいて、彼女のために勝って欲しいと言われたそうですね?
「はい、私の両親が水曜日の夜に電話をしてきて、彼らは今夜が山場ではないかと考えていました。だから、木曜日に(オーストラリアに)飛んで帰ろうかとも思ったのですが、彼女が、電話で話したのですが、そんなことはして欲しくない、私のためにこの試合を勝たなければいけないと言いました。次の日の夜、母と父が電話をしてきて、彼女が峠を越えたと。まだ病院にいるけど、快方に向かっているように見えると言いました。この勝利が薬になってくれると良いと思います」
――それは間違いないです。あなたは今日のベストスコア「68」をマークした3人のうちの1人です。5打差で迎えた最終日、目標スコアはありましたか?
「いいえ、特には。朝練習しているとき、昨日より風が強いと感じました。だから、今日はタフな1日になるなと。もし良いスタートが切れれば、3打差で首位にいるシャンシャンの立場でも、決して楽ではないことは分かっていました。このコースは、ほとんどのホールが横風になるので、少しの風でもとても難しくなります。追い風だったのは2ホールだけ、17番、18番は強烈なアゲンスト。でもその他のホールは全部横風でした。グリーンはとても小さいので、たとえウェッジを持っていても、どうやってグリーンに載せれば良いんだろうという感じです。ピンを見るなんてことはなく、どうしたらグリーンに止められるかだけを考えていました。ずっと、今週はそうしてきました。目標スコアは無かったけど、最後のバーディは大きかったと思います」
――みなが年の話をしますが、38歳は決して年寄りでは無いと思います。あなたはあとどれ位余力が残っていると感じていますか?
「たくさん。私のキャリアがあとどれ位かは分かりませんが、今日イーグルを奪ったときのアドレナリン。このコースはすべてのグリーンが小さな円形劇場のようになっていて、ギャラリーの反応は素晴らしかった。その瞬間のフィーリング、それこそ私が練習をする理由です。この舞台で優勝できる可能性がある限り、私はプレーし続けるでしょう。
――オーストラリアは早朝ですが、あなたの家族や友人はこの優勝を知ることはできるのでしょうか?
「もちろん、知っていますよ」
――当然、お婆さんも?
「知っていると思います。彼女はまだ病院にいますが、オーストラリアでLPGAは衛星放送で見ることができます。彼女は契約しているので、見ることができますね。彼女が見ていたかどうかは知りませんが、母と父ともう1人の祖母はずっと見てくれていたと思います」