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トンプソンと朴セリが首位に 日本勢は藍、さくら、野村の3人が決勝へ
2014年 クラフトナビスコ選手権
期間:04/03〜04/06 場所:ミッションヒルズCC (カリフォルニア州)
米国女子ツアーの今季メジャー初戦「クラフトナビスコ選手権」の2日目、7時10分のトップ組でスタートした横峯さくらが、4バーディ2ボギーでスコアを2つ伸ばして通算1オーバーの36位タイに浮上した。
「ショットの修正をして明日はイーブンパーを目指して頑張ります」。初日のラウンド後にそう語った横峯は、ドライビングレンジへ直行して1時間程度の打ち込みを行っていた。その甲斐あって、この日奪った4バーディのうち3つはショットで掴んだものだった。
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ティショットを左に曲げた3番は、OB杭の前からの2打目でグリーンを捕らえると、15メートルのバーディパットをねじ込んだ。さらに、5番(パー3)はティショットがカップの手前10センチに止まるスーパーショット。9番でもグリーン右サイドに切られたカップに対し、狭いサイドを果敢に攻めてバーディを奪い、早いスタートの利を存分に生かした。
パーを並べて迎えた後半の16番ではフェアウェイからの2打目で、打った瞬間に右手を離しながらもピン横1メートルにつけてバーディを奪うなど要所でキレのあるアイアンショットが光り、昨年の日本ツアーで賞金女王を争った地力を見せた。
「昨日ラウンド後の練習で、スタンスが少し狭くなっているのと、ボールの位置が体に近いというのを気づいたんです」。方向性を重視しようとした意識から、ほんの少しスタンスが狭くなっていたという。
この日の横峯は、プロデビュー以前からおなじみのワイドスタンスを取り戻し、飛距離もアップし、順位も60位から36位へジャンプアップ。日本勢6人が出場したメジャー初戦。ただ1人スポット参戦ながら苦戦気味の日本勢で最上位と気を吐き、決勝ラウンドでの上位進出に望みを残した。(カリフォルニア州ランチョミラージュ/本橋英治)