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2014年 ウェグマンズLPGA選手権
期間:08/14〜08/17 場所:モンローGC(ニューヨーク州)

早朝ラウンドは日本勢だけ? 美香、有村、上原が最後の調整

海外女子メジャー「全米女子プロゴルフ選手権」は開幕前日にプロアマラウンドが行われ、エントリーされなかった宮里美香有村智恵上原彩子の3人は、午前7時のトップ組が出る前に練習ラウンドを開始。最後の調整を、アウト9ホールの早朝ラウンドで終えた。

その先陣を切って6時前にスタートした宮里は8時ごろにラウンドを終え、昨日のイン9ホールと合わせて全18ホールのチェックを完了。「やっぱり、ミドルホールのセカンドの距離が長い」と苦笑しながらも、「初めて回るコースは楽しい」と笑顔ものぞかせた。その後は練習場に移動して10時ごろまで調整し、早めにコースを後にして初日のティオフに備えた。

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有村と上原は、宮里に続いて6時20分ごろにスタート。ホールアウト後はともに練習場に移り、正午過ぎまでレンジ、パッティンググリーンで汗を流した。

上原は「昨日よりコースコンディションが良くて、ランも出るようになった」と、宮里とは対照的な印象。「とはいえ、距離は長いのでガマンが大事な4日間になる」と耐えるプレーを覚悟しつつ、「調子自体はいいので、良いスタートを切れるように頑張りたい」と話した。

一方の有村は「先週はパットが悪かったので、試合で自信を持てるように(練習の)量を増やした」と、2時間ほどをパッティングに費やした。今は、ストローク時に左手首が動くという悪癖を矯正中。「ちょっと動きすぎ。動かないように止めて打つことを意識しながらやっている」という気付きは、先々週のオープンウィークから。「今は練習量を増やすしかない」と、アンジュレーションの強いグリーンをイメージしながら黙々とボールを転がした。

関係者によると、プロアマ前に練習ラウンドをプレーしていたのは日本勢3人だけだったという。明日からの気概を示すかのような早朝プレーが、好スコアへと実を結ぶか。(ニューヨーク州ピッツフォード/塚田達也)

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