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17歳のリディア・コー 史上最年少で新人賞獲得

2014/11/16 16:13

ニュージーランドの天才少女、リディア・コーがまたひとつ偉業を重ねた。今シーズンの米国女子ツアーの新人賞(Louise Suggs Rolex Rookie of the Year)にコーが確定。「ミズノクラシック」開幕前に、今季3試合を残して逆転可能な選手がいなくなった。

現在17歳のコーは、1973年に18歳で新人賞に輝いたローラ・ボーの記録を抜いて、史上最年少での同賞獲得となる。

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「私にとって夢のようなルーキーシーズンだった」とコー。「多くのことを学んだし、その過程でいくつか目標としていたことも達成出来たので良かった。新人賞のトロフィーに、偉大な先輩たちと一緒に名前を刻めて光栄です」。

コーは2012年と2013年の「CNカナディアンオープン」をアマチュアとして連覇。初優勝時(15歳4カ月2日)は、米国女子ツアーでの最年少優勝記録を更新した。

13年10月にプロ転向。米女子ツアーから特例として2014年シーズンのメンバー入りを認められると、今シーズンはこれまで24試合に出場して、優勝2回、2位2回、その他9度のトップ10入りを記録。アマチュア時代を含め、過去40試合に出場した米国女子ツアーでいままで一度も予選落ちをしていない。今年4月には米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれている。

また、残り2試合となった今年の米国女子ツアーでは、「レース・トゥ・CMEグローブ」で3位、賞金ランキングとプレーヤー・オブ・ザ・イヤーで4位、ベア・トロフィー(年間平均ストローク)で5位につけている。

過去、新人賞とプレーヤー・オブ・ザ・イヤーの両方を獲得したのは、1978年のナンシー・ロペスただ1人。また、最終戦の「CMEグループ・ツアー選手権」を「レース・トゥ・CMEグローブ」のランキング3位以内で迎え、優勝を果たすと、自力で同レース制覇と100万ドルのボーナスを獲得できる。

過去、新人賞にはモリヤ・ジュタヌガン(2013年)、リュー・ソヨン(2012年)、アサハラ・ムニョス(2010年)、申智愛(2009年)、ヤニ・ツェン(2008年)、ポーラ・クリーマー(2005年)、ロレーナ・オチョア(2003年)、朴セリ(1998年)、カリー・ウェブ(1996年)、アニカ・ソレンスタム(1994年)、小林浩美(1990年)らが輝いている。

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2014年 ロレーナ・オチョア・インビテーショナル by Banamex



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