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2015年 HSBC女子チャンピオンズ
期間:03/05〜03/08 場所:セントーサGC(シンガポール)

シンガポール初上陸の野村敏京 14位タイの好発進

赤道から北にわずか137kmに位置するシンガポールで開幕した「HSBC女子チャンピオンズ」の初日、野村敏京が4バーディ2ボギーの「70」で回って、首位と4打差の14位タイ。初めて訪れた国の地で上々のスタートを決めた。

真上から照りつける太陽が近くに感じられる暑さの中で、日本勢として唯一出場する野村が気を吐いた。インスタートのこの日、12番(パー5)でバーディを先行させると、続く13番はボギーとしたが、15番でクロスバンカーからの2打目を7Iで6mにつけてバーディを取り返す。18番(パー5)では2段グリーンの下から約20mのパットをねじ込みバーディとした。

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「パットの調子が本当に良かった」という野村。後半は1バーディ1ボギーとスコアを伸ばすことは出来なかったが、7番、8番ではそれぞれ3m前後のパーパットを沈める粘り強さも見せた。

前週13位に食い込んだ「ホンダLPGAタイランド」からは再びドライバーを入れ替えた。ヘッドはテーラーメイドのR15からSLDRへ。シャフトも昨年まで使っていた三菱レイヨンのディアマナへと戻し「方向性が良くなった」。ファーストカットにつかまることもあり、フェアウェイキープ率の数字自体は35.7%に留まったが、パーオン率は72.2%と安定したプレーにつなげた。

「今日みたいに必ずパー5でバーディを獲って、守らないといけないホールはしっかりと守ってスコアを伸ばしたい」。好プレーで暑さも吹き飛ばしたいところだ。(シンガポール・セントーサ/今岡涼太)

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