クラブを折った岩田寛は最終ホールで棄権「実力不足」
「ネスレ日本マッチプレー」出場選手が決定 サタデープロアマ開催も
ネスレ日本株式会社は20日、都内で会見を開き、今年で2回目の開催となるツアー外競技「片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯」(9月11日~13日/北海道・恵庭カントリー倶楽部)の出場選手29人を発表した。
18ホールのマッチプレーで、大会招待の32選手が1回戦から決勝まで計5試合の勝ち抜き戦で争う。今回発表された招待選手は、国内男子ツアー賞金ランク上位者、シーズン前半戦の戦績を考慮し、若手選手へのチャンス付与(21世紀枠)など、同社の高岡浩三社長とホストプロの片山が選出した。未発表の残り3選手は、来週開催の「RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント」終了後に発表される見通しだ。
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「出場選手には“品格”を持たすべく、その名に恥じない人選を行った。日々研さんを磨くプロを選考基準のひとつとした」と高岡社長。片山は「出場した先にある、海外へ飛び出すという重い扉を開けて自ら飛び込める選手」を選定条件に加えたと語った。
大会は今年から、スポンサー各社へのホスピタリティとして、大会前日のプロアマトーナメント(木曜日)に加え、「サタデープロアマ大会」(登別カントリー倶楽部)といった新しい取り組みを実施する。「新しいビジネスモデルを持ち込んで、ゴルフ界全体の活性化に貢献できれば、スポンサーとしてこれ以上のことはない(高岡社長)」と締めくくった。
今年3月には、特別協賛にトヨタ自動車のグローバルブランド「LEXUS(レクサス)」を迎えたことを発表。優勝賞金は昨年を2000万円上回る7000万円で、ツアー外競技ながら国内プロゴルフでは比類のない高額大会となった。優勝副賞も、欧州ツアー「ハッサンIIトロフィー」の出場権、特別協賛のレクサスから新型車「LEXUS LX」(車両本体価格1100万円)と豪華にラインナップされている。
【出場予定選手一覧(五十音順)2015年8月20日時点】
稲森佑貴、今平周吾、小田孔明、小田龍一、片岡大育、片山晋呉、川村昌弘、小平智、近藤共弘、貞方章男、重永亜斗夢、薗田峻輔、高山忠洋、竹谷佳孝、谷口徹、谷原秀人、塚田陽亮、手嶋多一、富村真治、冨山聡、永野竜太郎、深堀圭一郎、藤田寛之、藤本佳則、星野英正、松村道央、宮本勝昌、武藤俊憲、山下和宏