<決勝戦>片山晋呉VSの武藤俊憲テキストライブ
ネスレマッチプレー決勝戦は片山晋呉vs武藤俊憲
北海道の恵庭カントリー倶楽部で開催されている国内男子のツアー外競技「片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯」最終日は、13日(日)の午前中の準決勝2マッチを経て、午後0時40分から片山晋呉と武藤俊憲による決勝戦が行われる。
未明からの雨を浴びた準決勝。最初のマッチは大会ホストの片山が、22歳の今平周吾を迎え撃った。片山はチップインバーディを決めた5番までに2UPとリードしながら、続く6番から今平に2連続ポイントを許してオールスクエアに持ち込まれた。9番(パー5)で3打目をピンそば50cmにつけるスーパーショットでOKバーディを決めて勝ち越し、なんとか逃げ切った。
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武藤は近藤共弘との同世代対決を制して決勝へ進んだ。中盤以降、ショートゲームに長ける近藤にリードされる展開となったが、1DOWNで迎えた16番(パー3)で第1打をピンそば4mにつけ、17番(パー5)では2オンに成功し2連続UP。持ち前のショット力で逆転に成功すると、最終18番では10mのバーディパットを決め、結局1UPで勝負をつけた。
優勝者は国内トーナメント最高額となる賞金7000万円および、副賞のレクサス車両、来年度の欧州ツアー・モロッコ開催の「ハッサンIIトロフィー」の出場権を獲得する。
<片山晋呉の全マッチ成績>
1回戦:1UP 浅地洋佑
2回戦:6&4 薗田峻輔
3回戦:2&1 小田孔明
準決勝:2UP 今平周吾
<武藤俊憲の全マッチ成績>
1回戦:3&2 山下和宏
2回戦:3&2 谷原秀人
3回戦:5&4 稲森佑貴
準決勝:1UP 近藤共弘
■ 今平周吾
「悔しい。追いつけそうで追いつけなかった。ショットはそんなに悪くなかったが、もう少しパターが入っていれば。(1DOWNで迎えた)18番のファーストパットは打ち切れなかった。(片山選手は)スキがなく、パッティングの集中力が凄かった。(片山のパットは)全部入りそうな感じがした。(今季は洋芝のコースで好成績が多いが?)洋芝は抜けがいいから好き。来週のANAオープンも洋芝なので楽しみ。疲れをとってから上位を狙いたい」
■ 近藤共弘
「僕も武藤も調子が悪くて、どっちもパーでとる感じだった。逆風もあったし、雨もあったし、きのうとコンディションが違って苦しい戦いになった。負けたが、ここまで(ベスト4)来られたのは良かった。ツアー外の試合だったので、気持ち的に区切れて、楽しくやれた。(来週からツアーが始まるが?)疲れは大丈夫。少しずつショットも良くなってきているし、前向きに楽しくやっていきたい」