「ZOZOチャンピオンシップ」スコア
2019年 ZOZOチャンピオンシップ
期間:10/24〜10/28 場所:習志野カントリークラブ(千葉)
タイガー・ウッズは単独首位で折り返し 会場外からの声援も後押し
◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 3日目(26日)◇アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ◇7041yd(パー70)
タイガー・ウッズが7バーディ、1ボギーの「64」で回り、通算12アンダーで単独首位に立った。悪天候の影響により、無観客試合で行われた第2ラウンド。ウッズを驚かせたのは会場外からの声援だった。
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出だし1番で2m弱のバーディパットを沈めて幸先良くスタートを切ったが、続く2番でピン奥から打ったパーパットがカップになめられ、ボギーを喫した。大会初日に飛び交っていた声は一切なく、静けさが漂うなか刻々とプレーは進められた。
そんな静寂を切り裂いたのは、ウッズが4番のティイングエリアに上がった時だった。左サイドのコース外から「タイガー!」とフェンス越しに叫ぶギャラリーの姿があった。
さらに後半13番のパー3に着くと、またもやコース外の道路からギャラリーが顔を出し、タイガーコールが飛び交った。ショット後には「In the hole(カップに入れ)」や「ナイスショット」という声援が後押しするかのように、ピンまで残り3mに落としてバーディを奪取。「いないと思っていたのでちょっとびっくりしました。力になったよ」と感謝した。
「コースが柔らかくて、グリーンのスピードもいい。ボールを手前に落とすことができて、アイアンの調子が良い」と満足げな表情を見せた。あす第3ラウンドはゲーリー・ウッドランド、キーガン・ブラッドリーと最終組で回る。18ホール終了後、続けて最終ラウンドに突入する見通しで、「長い一日になると思う。(最終ラウンドが残るとみられる)月曜日に向けていいポジションにいられれば」と優勝争いで大観衆を沸かせる。(千葉県印西市/石井操)